レポート155号 2018年9月

●巻頭言
決意の積み重ねを

最高気温が40℃を超えることが珍しくなくなってきました。日本の亜熱帯化が現実のこととなったのです。多くの方が熱中症で亡くなっております。お悔やみ申し上げます。何とか自己責任で対策を立てて、耐え忍ばなくてはならないです。それができない弱者が痛ましい犠牲となっています。犠牲者を皆無にすることが出来ないのでしょうか。
7月には、西日本各地を中心に線状降水帯が発生し、長時間にわたって豪雨が降り続け、山の崩落が各種で発生し、また、川が氾濫し、多くの犠牲者が出、未だに安否が確認できない方も大勢おられます。犠牲になられた方、未だに行方が分からない方を合わせて230名余にもなりました。ここでも犠牲者の多くは高齢者などの、いわゆる弱者といわれる方々が多かったです。
日本本土を直撃する台風も、例年に無く多いです。台風くずれの低気圧による豪雨被害も多発しました。そのたびに多くの被害が出ています。これも亜熱帯化の表れといえます。
政府もいろいろと対策を講じてくれていますが、後手後手になっているようです。民の命を守れないようでは、それは国と呼ばれ資格は無いとさえ言われる時代です。アメリカ合衆国は、先の北朝鮮との外交交渉で、まず第一番に、拘束されていたアメリカ人の解放に成功しています。これが国の務めだということをしっかりと示したようです。
自爆テロを推し進める組織は、国とは言えないです。民の命を守るべき国が、民に命を犠牲にしなさいというのですから、許しがたいです。しかし、お国のために命を差し出せと言っていた時代を経験してきた日本では、およそ70年前まで普通にやってきたことです。絶対に戻ってはならないです。“民”あっての“国”であって、“国”あっての“民”ではないのです。
日本の亜熱帯化の兆候はかなり以前からありました。多くの識者が警鐘を鳴らしておりました。それでも、ほとんど実効ある対策が取られることはありませんでした。その理由は、“お金が無いから”ということでした。しかし、仮想した敵国の脅威が以前ほど無くなったという国際情勢になったにもかかわらず、脅威に対処するためのお金は何千億円も投入し続けています。
民の命を守ることを最優先に考える政府になって欲しいと願う気持ちは、すべてといってよい人々が持っています。それでも、そのような気持ちが反映されることは無いです。自分一人が言ったところで世の中変わるわけない、と思っている人が圧倒的に多いのです。
ほとんどの人々は、自分一人ぐらいでは何もできないと考えています。しかし、地球温暖化の原因は、人々が快適な生活を追い求めた結果の集積なのです。一人一人が変わらなければ、地球温暖化は止まらないですし、地球環境破壊は止まらないのです。一人一人の自覚がなされない限り、地球環境悪化は止まらないのです。それでも、自分一人ぐらいで
は何もできないと思って、快適な生活を止めようとしていないのです。
私たちが生き続けるには、絶対に何か資源を消費しなければならないです。分かりきったことです。もうひとつ分かりきったことは、資源を消費すれば、人間にとって役に立たないものが、必ず、残るということです。生きていくために、何か資源を使っても、その資源を完全に百%使い切ることは叶わないことなのです。つまり、必ず何か廃棄物を出さないと生き続けられないのです。
資源を使っても必ず何かが残るということは、すべての生物にいえることです。地球が誕生したのは、およそ46億年前です。地球上に生命が誕生したのは、およそ40億年前と言われています。その後、今日まで多くの生物が生まれ、生き続けてきました。その間、あらゆる生物は、地球上の何らかの資源を使って生き続けてきました。そして、必ず廃棄物を出し続けてきたのです。それでも、この40億年の間に、すべての生物が出し続けた廃棄物で地球上が埋め尽くされた、ということは無かったのです。
出された廃棄物が地球の大循環に乗って、必ず何らかの資源に生まれ変わってきたからなのです。この大循環に乗らないような廃棄物を出す生物はいなかったのです。そのような生物が居たとしても、早晩滅亡したでしょう。つまり、排出する廃棄物は、必ず地球の大循環に乗るものでないと、絶対にいけないのです。
今日の社会では、自分一人ぐらい大循環に乗らないものを排出しても、大丈夫だろうと思っている人が殆どです。ですからそのような廃棄物を出し続けても、何の責任も感じないのです。しかし、快適な生活をすればするほど、地球の大循環に乗らない廃棄物は増加し続けます。地球の大循環にのるような廃棄物を出す生活は、面倒で快適ではないのです。
現在、地球の人口は約67億人と言われています。もし、一人が年間1㎏の地球の大循環に乗らない廃棄物を出したとします。地球全体では、67億㎏の廃棄物が残るということになります。670万トンになります。地球は大きいから、それぐらい大丈夫と思うかもしれません。
しかし、毎年670万トン残るのですから、100年経てば、6億7千万トンの廃棄物が地球上に残ることになるのです。それでも地球は大きいから大丈夫と思っているかもしれませんが、一人の年間廃棄物量が10㎏になれば、67億トンということになります。100年で人類が終わるわけではない。それらを少し考えるだけで、とんでもないことになると気付くはずです。
一人一人の行為は、集積すればとんでもないことになるのです。一人一人の行為の集積がとんでもないことになったのですから、それを直すには、一人一人の行為を集積するしかないのです。自分一人ぐらいが世の中変えなければならないと思っても、地球環境は変わらないと考えている人が殆どです。しかし、変えなければならない、と一人一人が思うことが世の中を変える始まりなのです。誰かがそう思うことを始めなければ、地球環境は絶対に変わらないのです。そう思い始めることが、知恵ある人間なのです。

理事長 荒木 光(京都教育大学名誉教授)

http://plaza.rakuten.co.jp/honkideeco

●ヒロヤの独り言

風の便りによると「いよいよ碩哉さんは異国へ行くか行かんかの境目に入りつつあると聞きました。
十年前にも、そのようなことを聞きました。当時の独り言の表題は(死んでたまるか)という表題で書きました。
今から十年前は5か月間、近所の病院へ入院しました。その時は、1月9日に入院し、5月6日(小生の誕生日)に退院いたしました。
今回は1998年8月に入院し、翌年の1月29日に退院をいたしました。病名は小脳梗塞であった。当時は病院で検査をした時、なかなか結果が出ず、その日のうちにハワイへ帰国いたしました。
到着する否や、国際電報が来ていて、飛行機を降りようとすると、とっても素敵な客室乗務員から国際電報を渡されました。中身は数字の乱数表が書かれてありました。すてきなお嬢さんは私に英語で説明をされました。その表を以って出迎えの大島先生に渡しました。教え子の博士に見せるとそれで薬を調達してくれました。調合された薬を飲むと、三日で頭の中の二日酔いのような状態が治りました。私は急いで薬の内容を聞くために日本の病院へ電話をしました。日本の病院曰く〝この薬は国際規格によって作られている薬だから“ 私はそれを聞き、アメリカで治療するよりも日本で治療するのが良いと直感し、日本の医者から見立てを聞きました。「20日程で退院できると。」
翌年の1月29日に退院が許可されました。入院中、多くの先生方のお気持ちを頂戴し、感謝でいっぱいでした。特にハワイからは大島夫婦・エミール兄弟、その他スタッフたちがお見舞いに来てくれ、思わず涙が出ました。
脳の手術の10分前に廊下を小走りに来る青年が居ました。私は主治医が女性であると思っていましたが青年のような医者が立っていました。その医者と見えた若者が「お父さん、俺や!」と言いました。その青年の後ろに、3名の中・高・小学生らしき人と母親らしき人が立っていました。青年曰く(お父さん俺や!岳や!)その後ろに立っている少年が「おじいちゃん、がんばれや、母親らしき人も私を激励してくれました。最近流行している漫画の最終ページの主人公の目玉から涙があふれ出ている絵のようなシーンがありました。私は驚いて、声は出ずに涙ばかり出ていました。その後ろに娘の文月の家族もおりました。手術のために「時間です」と迎えに来た看護婦さんはその情景を見てどうしたものかとみていましたが、私の顔にタオルをかけ、顔を拭きました。
神戸で医者をしている息子は「お父さん頑張って行っといで」と握手してくれました。麻酔を打たれた記憶はあります。そのままストレッチャーは手術室へと進みました。
10月からはセミナーが再開されます。以上、私の近況まで…

そろばんオリンピックツアー
行けなかった感想文

毎年恒例、楽しみにしている大イベント「グローバルそろばんオリンピック ハワイ大会」
24日に出発予定でしたが、まさかのハリケーン! 残念ながら、中止となりました。
今回は、参加予定でした選手の皆さんと先生方に、行くことができなかったそれぞれの思いを書き留めていただきました。

大阪府 小4 日浦 龍成

 8月24日(金)僕はいつもより早く起きました。なぜか…
今日は待ちに待ったハワイに行く日だからです!僕と母は12時に駅で待ち合わせしていた祖父と一緒に、空港まで行きました。台風が大阪に来ていたので、飛行機が飛ぶか心配でした。荷物を預けてゲートの前で待っていると、母の電話が鳴りました。
…そろばんハワイ大会の中止連絡でした。
僕は「本当に???」と思い、頭が真っ白になりました。
「せっかく練習してきたのに…」
「ハワイに60年に一度のハリケーンが、今日来るなんて…」
でも、練習してきた努力は無駄にはなりません。来年のそろばんハワイ大会まで時間が出来たと思って、そろばん、英語力を鍛えるようがんばります。


埼玉県 小5 渡辺 千陽

私はグローバルそろばんオリンピックに出場できなかったけど、むだにはなっていないと思います。確かに出場はできなかったけれど、グローバルそろばんオリンピックのために英語も練習したし、そろばんの練習もしっかりしたからです。来年は、もっとたくさん練習して出場してトロフィーを持って帰れるようにがんばりたいです。


埼玉県 小6 金成 理子

 ハワイに行ける!って思ったのに、行けなくて、残念です。大会も中止になってしまったので、いままで練習してきたせいかを出すことができませんでした。
来年も、ぜったいに、大会で賞をとり、ハワイ大会に行けるようにしたいです。来年も、このような展かいにならなように、いのっています。


埼玉県 中1 佐藤 純奈

今年はハリケーンで行けなかったので来年必ず行って優勝トロフィーを持って帰ってきたいです。来年もハリケーンが来ない事をねがっています。来年が楽しみです。


埼玉県 小6 山岸 龍矢

 今年は60年にたったの2回しかないハリケーンでハワイに行けませんでした。でも、空港は行けてよかったです。ハワイに行けなかったので、次の日、ディズニーランドに行きました。楽しかったです。
ハワイに行けなかったけど60年に2回しかないハリケーンは一生心に残る思い出です。


埼玉県 小5 藤井 栄成

 平成最後の夏に24日からのハワイに行けなくて残念に思っています。
夏休み中は、何をやっても楽しくなく、つまらない日がほとんどでした。そして学校が始まり、重たいランドセルを背負いながら、ため息しか出ない登下校の日々が続きました。
そして一番悲しかったのは、今までやった練習がすべて水の泡になってしまったことです。ぼくが苦手だった英語読み上げ算に自信がついた!と思ったら、結局中止になってしまったので「えーーーー!?」という気持ちでいっぱいでした。
次行くときは、リベンジとして、クラスメイトの子たちの応えんに応えて行きたいと思います。


群馬県 中1 伊豆田怜央

 今回の大会がハリケーンで中止になってしまい、とても残念に思います。
日本を出発する前日までスポーツばかりしていて、明日には初めての飛行機、初めての海外と、とても楽しみにして過ごしていました。また、そろばんをやっていた中で、あまり得意ではなかった英語読み上げ算が、やっていくうちに得意になっていったり、うれしいこともあって喜んでいたところでした。
しかし、そんなところハリケーンでハワイが中止になったと先生から連絡をもらったとき、とてもがっかりしました。でも、来年行けると聞いたときは、また元気になりました。
来年の大会は2年生になってしまって、より勉強とそろばんを両立して、今度こそは、ハワイの本選に行きたいです。そのために、今から、そろばんを練習していきたいです。


埼玉県 中1 河井 理愛

 私は、3月に行われた大会で入賞し、ハワイ大会へ行けることが決まった日からハワイへ行く事を楽しみにしていました。練習も少しずつですが毎日コツコツ重ねていくように心がけました。練習の成果が見られ、3月よりも5題ほど多く問題を解けるようになりました。一番苦労したのは、英語の文章問題で、ミドリカップの問題はデビットカップの時と比べると…とても難しくなっていました。なので、「訳」を調べることで精一杯でしたが、だんだんとできるようになってきました!
ハワイへ行けるということになり、私だけでなく、家族も喜んでくれました。ハワイ大会のしおりが届くと、この日はどんなことをするのかなぁと毎日想像してみたり、現地に行ったときに困らないように英語の勉強もしたりしました。また、ハワイの歴史や人口などハワイについても色々と調べました。
ハワイ大会が中止と聞いたときは、とてもおどろき、ショックでした。24日の3日ほど前から台風の事が気にはなっていましたが、まさか中止になるとは思ってもいなかったからです。けれど、今年は中止ですが、来年はあると思います。今の私の実力では入賞は難しいと思っていたので、また来年へむけて練習を積み重ねていきたいです。そして、来年こそは、ハワイ大会へ出場して「大会」をいっしょうけんめいがんばってからハワイをまんきつしたいです。


埼玉県 中3 柳原 沙彩

 今回のハワイ大会が中止になってしまい、とても残念に思います。
私は三月の東京大会に向けて、みんなと毎日練習してきました。その大会で入賞し、ハワイ大会にでれるとわかったとき、とても嬉しかったです。それから私は、ハワイ大会で入賞するために、特に読み上げ算をがんばってきました。私にとって、初海外という事で出発の日に近づくにつれ、とてもわくわくしていました。
出発当日、すべての準備を終え、あと30分で家をでるという時に、中止の電話がかかってきました。私は驚きすぎて、状況をすぐにはあくする事ができませんでした。
本当はハワイに行っていた期間、私はハワイに行ってたら塾やすめたのになーとか、海入れたのになーとか、そんなことばかり思っていました。先生がよく言っていた「二度ある事は三度ある」が現実となってしまいました。
ハワイといったら、そろばんの大会が出発すん前に中止になったという悲しい思い出という印象が強いです。これから先、一生わすれない、ある意味思い出となりました。
PS. 日本が冬の時に、暖かいハワイへ行ってみたいです。


埼玉県 高2 大島 春佳

 今回の大会が中止になってしまい、とても残念でした。
ハワイに行くはずだった一週間、ただ家で過ごすだけで、とても退屈で、今頃ハワイでこんなことやっていたのかとか考えながら過ごしました。また、大会に向けて8月に入る頃からたくさん練習し、特に得意分野である英語読み上げ算は、毎日聞くだけでもいいからやるようにしていました。
私にとって初めての海外で、しかもハワイで今年の夏休みとても楽しみにしていました。来年もし行けるのであれば、リベンジとしてハワイに行けたらいいなと思うし、平成最後の夏として、なんか逆の意味で思い出になったかと思います。
PS. 日本が冬のときに、夏のハワイに行きたいです。


埼玉県 中3 矢野 真輝

 中学三年生で受験生ということもあって、学校での勉強と両立させながら練習に取り組んできました。毎日練習することを目標とし、毎朝起きたらまず暗算をしました。読み上げ算は、You Tubeなどを利用して練習しました。しかし、ハリケーンで大会に出場することすらできなくなってしまい残念です。また、今回が自分にとって海外に行く初めての機会で、ハワイに行くことも楽しみの一つだったので、それも残念に思います。
次の大会に出場できるか分かりませんが、機会があったら今度こそハワイの本選に行きたいです。そのためにも、毎日練習することを心がけていきたいです。


大阪府 日浦 香織

 残念です!残念です!残念です!…本当に残念です!
今年の夏休み最後の、そして最大のイベントだった「そろばんハワイ大会」の中止。練習してきた子供達の気持ちを思うと、本当に残念です!でも考え方によっては、来年まで時間が出来たのですから来年まで十二分に練習して、リベンジしたいと思います!
ツアーのセッティングをして頂きました関根先生、大会に備えてご尽力して頂いた先生方、ありがとうございました。来年皆様と再びお会い出来る日を楽しみにしております。
本当にありがとうございました。


埼玉県 佐藤 理沙

 西日本の台風による被害につづき、北海道の大震災。一刻も早い復興を祈るばかりです。どんなに発展した都市でも、優れた能力をもつAIも、自然に勝つことはできません。人は自然に従って自然に生かせていただくもの。今回も、できれば生徒たちをハワイという異国に入国させ、文化を体験させ、ソロバン大会に参加させたいところでしたが、相手が自然だけに、どうあってもあきらめざるを得ませんでした。事務局をはじめとし大嶋先生・荒木先生、Team Leaderの関根先生のご判断はとても的確であったと思います。
生徒たちにとっても、彼らが大人になった時に「なかなか出会えないトラブルだった」と笑いながら話せる思い出となることでしょう。
また次のHawaiiがさらに楽しみになりました!


埼玉県 卜部智代子

 先は、日本列島の各地で甚大な災害に見舞われていらっしゃる方々に心よりお見舞い申し上げます。
そんな中、8月24日のハワイ大会出発時刻30分前に「ハワイ大会は中止になりました」の連絡でした。生徒のショックたるや、私は生徒と目を合わせる事ができませんでした。一人の親御さんは涙が溢れており、それを目にしたときの私の気持ちは思い出すと息が出来ません。
なぜかと聞いて下さい!実は今年の夏は、三つの大会に出場する予定でした。7/28.29和歌山県の大会が一つ、8/18.19.20 広島県の大会が一つ、それと8/24~8/29 ハワイ大会の一つで、今年は大会が三つもありました。誰の責任でもありません。台風と大雨災害で三つ共中止になりました。生徒達の精神的なショックを考えて、8/25 は少しでも気晴らしになればと思い、ディズニーランドにご招待した次第です。
6名の生徒等はクラスの仲間から声援を受けていたらしく、二学期の初日は「アレー!ハワイじゃないのか!?」と言われながら元気に通っている様です。そして人生には、マサカの坂がある事も学んだことでしょう。


埼玉県 関根 由季

今回、三月のグローバルオリンピックを経てハワイ大会に参加を予定していた選手の皆さま、この度はハワイのハリケーンの影響でツアーを中止せざる得ない結果となりました。
ハワイに向け練習を積まれた選手の皆さん、ハワイの選手達との交流や、初めてハワイの地を楽しみにしていた事と思います。さぞかし残念な思いかと推察致します。
皆さんを率いる団長として慣れないながらも、ハワイの大嶋先生との連絡や段取りを進めるうち、ハワイ行きを心待ちにしていましたので、私にとっても、なんとも辛い思いでした。
出発前日、ハワイのハリケーンの連絡、ハワイに非常事態宣言が出された事、公共機関、銀行・交通・学校の閉鎖、大会会場の閉鎖の連絡を受けました。
夜には、ハワイの選手の大会参加中止をせざる得ない状況との連絡が入りました。その場合には、日本選手だけでの開催となる事を考え、会場をアラキヒロヤそろばんスクールにて行えないかお願いしたり、天気が回復した場合には、ハワイの選手達にも参加をお願い出来ないか、また、HISへ、飛行機が飛ぶのかどうか、飛ばない時の対応など、いろいろ問い合わせ等しました。
飛行機が飛ばない場合は、ハワイ行きを断念せざる得ないと覚悟したものの、なんとか飛行機が飛ばないかな〜、と、ハワイの天候が気になりつつ、なかなか眠れない夜でした。
翌朝(出発当日)、とりあえず成田空港には行かねばと考えておりましたが、昼に荒木先生からの電話、ハワイの大嶋先生からハワイの事情から判断し、こんな状態で成田に集まってどうする?ハワイは飛行機が飛んでも全てがクローズの状態、航空会社は飛べばお金になるが、飛んだからと言ってハワイが安全というわけではないこと、成田までの無駄な費用をかける必要はないのと、観光旅行に行くのではない。教育的配慮で(判断で)、ハワイ行き中止をしました。
何より、みなの安全を最優先に考えての事。また、今回大阪からの参加者もおりましたので、早い連絡が何より大切と、ハワイ大嶋先生やHISへの問い合わせ、本来なら当日キャンセルの航空運賃は全額キャンセル料となるところ、HISへの交渉、危機管理に対する荒木先生のお考えに触れました。(とても勉強になりました。)
日本でも台風20号では、甚大な被害が出ております。ハワイでハリケーンの被害が無いことを願うばかりです。
選手の皆さん、今回行けなかった熱い思いを、来年晴らしましょう。
ハワイで大きなトロフィーが、待ってます(╹◡╹)

●検定試験について

●行事予定

以下の行事が企画されています。
■ IMそろばん研修集会
くわしくはこちらから

●事務局だより

《I.M.そろばん平成30年度会費納入御礼》

当、I.M.そろばん会員により、“学習”と“そろばん”を合致させた指導を始めて、足掛け二十年です。ご一緒させていただきましてありがとうございました。
先生方のご協力の基、良くぞここまで来られたと会員の皆様のお陰様により生徒の学習力の向上を『自画自賛』して惜しまないところです。
会員の皆様より、今年度の会費納入を賜りましてありがとうございました。会費は引き続き会員同士の学び合いを薦める活動のために使わせていただきます。

《未納の先生へ お願いします》

お手持ちの振込用紙にて、納めていただけますよう宜しくお願い致します。

《緊・急・連・絡・です!!》

今、30年度の研究集会はあの“お遍路さん”で有名な観音寺に近い豊浜にて開催です。
担当は 福田ハルミ先生。
福田先生をご紹介すると同時に、ご主人様が「豊浜の街づくりに命をかけた」行動は大したものです。お互い会員として長いお付き合いをさせていただきました。お話を伺い、昨年より感じ入っておりましたが、福田先生の「モンテッソーリ考」も長い時間をかけて研究しながら生徒を育てられました。そのお話も是非おききしましょう。
そのお二人の功績が楽しみです。
一方、特別講師の先生、石原先生の「割合の理解」は、訊き所としておすすめ申し上げます。
事情で、会員の皆様へは大変遅い情報になってしまいましたが、お聴き逃しの無きようご質問・お返事等は「eメール」「FAX」にて事務局でも対応させていただきますのでご連絡ください。
お帰りには、乗換駅「観音寺」にて「お遠路さんまがい」お参りしませんか?
神仏の多く恐れ入ります土地観音寺です。お誘いとご連絡を謹んでお伝えいたします。

喜多 吉子

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