レポート150号 2018年4月

●巻頭言 “水”におもう

今冬も、例年に無い豪雪などの被害に遭ったところが多かったです。100年に一度起こる豪雪であるという予報もありました。豪雪による犠牲者も出ました。3月になってからは、春が急速に近づき、桜の開花が例年になく早くなりました。相変わらずの異常気象です。いずれも、地球温暖化の影響の一つといえるようです。その原因を作っている私たちは、それでも、今の生活を改めようとしないです。
東日本大震災から7年が経ちました。まだまだ復興は進んでいないようですし、放射能被害のための帰宅困難者は無くなっていません。放射能汚染による動物植物の細胞の染色体異常も、見つかっています。
毎年、震災のあった日になると、震災時の映像を見ることが多いです。阪神淡路大震災(1995.1.17.)の時の映像で強烈に印象付けられたのは、神戸市長田区を中心とした大火災と、崩壊した高速道路や家屋やビルなどでした。
東日本大震災時(2011.3.11)の映像で強烈に印象付けられたのは津波です。水の恐ろしさを目の当たりにしました。東日本大震災で犠牲になられた方々のほとんどが津波によるものということです。この津波により、およそ2万人の方々が犠牲になられたことになります。心からご冥福をお祈り申し上げると同時に、水の力を肝に銘じなくてはならないです。
水は本当に恐ろしいですが、皮肉なことに、私たち人体のおよそ60%は水です。赤ちゃんですと75%、子どもで70%が水だそうです。水は恐ろしいと同時に非常に大切にしなくてはならないものなのです。
私たちの体は、常に新陳代謝しています。ですから、絶対に、常時、水分を補給しなくては生きていけません。水が無ければ生き続けることは叶わないのです。当たり前のことですが、忘れてはならないことです。
ほとんどの水分は飲食により摂取しています。摂取する水は、当然、真水です。海水は、そのままでは飲食に適していません。
この地球上にはおよそ13.86億㎦の水があります。そのうち海水は13.51億㎦で97.47%を占めています。真水である淡水は残り0.35億㎦で2.53%になります。淡水の内0.24億㎦(地球全体の1.76%)は氷河などの状態で、地下水が0.11億㎦(地球全体の0.76%)で、残る0.001億㎦(地球全体の0.01%)が河川湖沼などの状態です。
人間が普通に使えるのは、河川湖沼状態のものと地下水の内のほんの極僅かです。地球全体の水の僅か0.01%の水しか使えないのです。海水は非常に多く存在していても、使える水はほんの僅かなのです。
水は地球上を循環しています。雨などの状態で降水した水は河川となり、海に注ぎ込まれます。その途中で蒸散するものもありますが、多くは海から上空へ蒸散していきます。上空から再び雨などとして地上に来ます。その繰り返しによって、生物の活動等によって増加したエントロピーが、あまりない状態になって地上に戻ってきます。この地球の大循環のお蔭で、私たち生物は生存を続けることが出来るのです。あらゆる生物が生き続けるためには、この大循環は、何が何でも絶対に壊してはならないのです。
この大循環の途中の水を私たちは使わせてもらって、生きさせてもらっているのです。この水が何故地球上に存在するようになったかは、まだ十分に解明されていないことです。しかし、現在、宇宙に浮かんでいる地球上に存在している水の総量が、今後増加するということは、まず無いと考えるべきです。ですから、時には人類にとって恐ろしい存在になる水ではありますが、今、生きるために使える水を大切に使わなければならないのです。
日本人が生きるために使用する水の量は年間およそ815億㎦(2010国土交通省資料)であるということです。年間降水量から年間蒸散量を引いたものを水資源賦存量といいます。年により変動はあるでしょうが、日本の年間の水資源賦存量およそ4100億㎦(国土交通省)だそうです。
世界中には、原因はいろいろありますが、水不足で困っている国や地域はたくさんあります。それなどが原因で、常に飢餓状態に置かれているところも多いです。水資源が少ないので経済活動が活発にならない国々も多いのです。しかし、日本では、利用できる水は、まだ有りそうです。水に関して申せば、日本に住んでいることは有り難いことです。
ところで、農産物に限らず、私たちの生活に必要な品々を生産する時には、必ず水を必要とします。日本は、世界各国からいろいろな品々を輸入しています。そのような品々を生産国で生産するとき、その国の水を使って生産していることになります。あまり意識していないことですが、絶対に忘れてはならないことです。
日本が輸入している品々を、生産国で生産した時に使用した水の量を推計したものがあります。年間804億㎦(2005JICA )になります。これは、日本国内で使用している水の年間使用量に、ほぼ匹敵します。
日本は世界の国々から毎年、利用している水資源とほぼ同じ量の水を輸入していることになります。世界最大量だそうです。その多くは農産物です。世界で、9人に1人(国連WFT)が飢えに苦しんでいるという現実があるにもかかわらず、食糧自給率は依然として4割そこそこです。日本にはまだ利用できる水があるにもかかわらず、他国の水を使って生産されたものを大量に輸入しているのです。
日本の耕地面積は、50年ほど前に比べおよそ160万ha減少しています。耕作放棄地は42.3万ha(2015)あり、現在耕作している土地面積449.6万haの1割に迫っています。水を利用し、土地を利用すれば農産物の生産量はもっと増加させることが出来るのです。それをしないで、飢餓に直面している世界から、大量の農産物を輸入しているのです。大量の食糧廃棄物を出しながら、生活の快適さを維持向上させることに、迷いもなく邁進しているのです。このような行動は、世界の現状からすれば、許されるべきではないです。
今の自分たちの快適さが維持向上出来れば良く、世界の現状や100年先200年先の人類のことなど全く考えないで行動している現在の日本人は、愚かとしか言えないです。その行動が、世界の水不足と飢餓の拡大を加速させているのです。もっと、世界の現状と未来を見据えて、知恵を働かせて行動しようではありませんか。

理事長 荒木 光(京都教育大学名誉教授)
http://plaza.rakuten.co.jp/honkideeco

●ヒロヤの独り言/乞う!ご期待

平素そろばんを学習することにより学校教育に絶大な効果を表す。故に日本の先生達にハワイより実際そろばんの効用を実践している生徒を日本の講演会に来てもらうため講師を東京駅に迎えに行った。
昨年の7月9日の朝のことである。ハワイの生徒大嶋エミール兄弟を講師として迎えるため、待ち合わせ場所へ行く。当日、私は朝から少し頭が重く感じられた。当日の講演は無事終わり、二人をホテルへ送って行った。
7月10日は相変わらず頭が重い。トモエ博物館へ案内し、そろばんが出来るまでの工程を二人に紹介した。見学終了後、大嶋兄弟を喜多先生のお孫さん姉妹に委ねる。私はJR東京駅で待ち合わせることにした。姉妹は無事片言の英語で東京を案内した。無事JR東京駅で待ち合わせをし、母親の待つ京都へお送りした。
私の頭痛はその後7月いっぱい続いた。8月の始め、近くの病院で医師の診断を受けて、当日は大変混雑していてレントゲン検査の結果を知ることもなくハワイへ帰った。
ハワイへ着くなり、日本のかかりつけの医者から連絡があり、大変高価な薬を飲むように勧められ飲んだ。三日も続けて飲むと大変頭が軽くなった。日本からの医者の見立てによると、私は脳梗塞にかかっているようであった。早速診てもらうために日本へ帰った。
診察をすると直ちに入院を勧められた。退院まで翌年の一月いっぱいまでかかった。

I.M.そろばんの検定試験を受けることにより、自然に勉強の特色が生徒の身に付く。最後に、10分間読書をすることにより、文章の整理整頓が自然と身に付く。会員の皆様は是非ともこれを実施していただきたい。
私は、今年の9月までに大きな仕事を成し遂げなければなりません。
ひとつ、ステップ1から20までの文章題の完成である。但しステップ15から20は完成している。今回ステップ1から13までは9月に完成予定

荒木 碩哉

●感想文

グローバルそろばんオリンピック2018

※グローバルそろばんオリンピックの受賞者は、個人情報保護の観点から割愛しています。
詳細をご希望の方は事務局までお問い合わせいただくか、本誌をご確認ください。

千葉県 喜多 吉子

今回はオリンピック担当を山本先生に担当していただきました。昨年も頑張っていただきましたが本当に助かりました。何しろ行動が素早く、今年は若い先生が参加生徒をたくさん出して下さり、嬉しい限りでした。
開会式でスクリーンを使って参加者名簿を見せていただきました。感慨深く見つめ、生徒が自分の名前、塾名等が書かれてあることをうれしく読めるのも素敵でした。大会での大きな変化でした。参加選手がどんな思いで行っているかを見る間もないのが審査室です。自分の生徒がどこに居るのかチラッと見て、無事予定通り進行したことが皆さんに喜んでいただけたのは各先生方の若手の援護だということも将来を期待できる要素ですね。
山本琢也先生は選手でした。が、生徒にゲームを楽しませてこれも新しいパソコンゲームだったと聞きました。“やぁー来年も楽しみですね!” その前にまず、ハワイ大会でも頑張ろう!!


大阪府 日浦 輝夫

大会運営のスムーズさ、色んな種類の競技等、新鮮で大変楽しく、又、レベルの高い大会で感服致しました。今や、そろばん、暗算は、世界中に広がっていて、このようなインターナショナルな英語を交えた内容は、これからの国際大会にぴったりな素晴らしい内容だったと思います。又、選手達のレベルの高さも驚き、これからが楽しみです。今後とも期待させていただくと共に自らも精進したく存じます。ありがとうございました。


埼玉県 関根 由季

 毎回生徒と共に楽しみにしている大会、難しい~!と弱音をはいていた初参加の選手も練習を重ね少しずつ学習していく姿、たのもしいです。子供達は色々な経験をして成長しています。これからもいろんな試練を乗り越え、成長していくことを楽しみにしています。
昨年より、今回は出場者も増え良かったです。準備等、尽力頂きました山本先生はじめ事務局の先生、誠にありがとうございました。
荒木先生の元気なお姿にも会えて嬉しかったです。いつも有難うございます。


神奈川県 高橋 敏子

 久しぶりのグローバルそろばんオリンピックに、私のみで参加させていただきました。進行のスムーズさと、レベルアップに月日の流れを身をもって感じた一日でした。
子ども達も私語もなく、長い時間の中、真剣に向かっている姿、感動しました。
今日も又、沢山のことを学ばせていただきました。ありがとうございました。


静岡県 高梨 和司

 ご盛会おめでとうございました。
競技委員をさせていただきましたが、久し振りに英語読上算を読み、最近教室で全くしていな
かったことに気付きました。教室でまた取り組み、挑戦できる生徒を育てていきたいと思います。この度は、ありがとうございました。


千葉県 菅  幸子

 今年もすばらしいオリンピックでした。メンバーも新たに増え、手応えのある戦いだったと思います。生徒の皆さんも、先生の皆さんも、これからハワイの夢に向かって、たくさんの方々が挑戦していってほしいです。熱い戦いができるように、これからも練習に励んでいきます!
本日は、ありがとうございました。


埼玉県 卜部智代子

 本日は、おめでとうございます。
新しく会員として優しく迎えて下さり、ありがとうございました。また、本日の入賞は多勢にて、こんなに嬉しい事はございません。IMそろばんに感謝、感謝です。


茨城県 佐藤 信子

碩哉先生のお身体も回復されて、今日の大会は参加数も増え、十分な準備の上よく出来ましたよね。遠方から参加されて成績も見事な選手を見習い、これからも努力を続け、ぜひ継続してもらいたい。


茨城県 北原美智子

 お天気も良く、多数の参加者があり、それぞれの学年の総仕上げで皆様頑張っていました。来年もお会いできる様、私共も頑張ります。


埼玉県 山本亜季子

 昨年に引続き今大会も担当をさせていただきましたが、改めて運営の難しさを実感しました。作問等の準備段階から本番終了まで、先生方にはいろいろなご意見、ご協力をいただき本当にありがとうございました。今まで気付かなかった点、反省点等、次回に向けて改善(見直し)することで、まだまだよい大会になるのではと思っています。
至らないところがあったりと、いろいろ考えさせられることになった今大会でしたが、また新たに、まずは参加できる選手を育てるところから、しっかり取り組んでいきたいと思います。
今大会にて、元気になりました碩哉先生にお会いすることもでき、良かったです。
本日は大変お世話になりました。本当にありがとうございました。


埼玉県 佐藤 理沙

 今回は初めてヒカルカップの読み手を担当させていただきました。練習不足で選手にとって聞きやすい読み方にならなかったことが反省点です。IMの集まりでは、常に新しいことが勉強できるので、とても刺激になります。次回は、しっかり生徒の方も準備をさせてから参加したいと思います。

~考えるそろばん検定試験第50回記念講演会を終えて~

期日:3月29日(金)
会場:さいたま市文化センター

※画像をクリックすると泉先生の著書をお買い求めいただけます。


千葉県 基藤 悠臣

 貴重なお話をありがとうございました。
算術は感謝であるということ、自分を高めるその先に、周囲の役に立つこと、目からウロコでした。仕事とは、感謝を集めること。周囲の役に立つこと、社会に出てから指導されてきましたが、まさか、教育の段階からつながっているとは…。
今後、AIの進化により、計算を全てコンピュータがやってくれる時代になると考えられますが、その中で自ら計算出来る人物こそが人の役にたてる人間として感謝をあつめ、活躍するのだろうと…そこに、そろばんの魅力があるのではないかと思い至りました。


埼玉県 山本亜季子

 受験生の目的は、「いかに良い学校に入るか!」成績の良い子に対しては、これでよいのか?とむなしくなると…指導をして感じること、最近の受験事情等のお話をもっとお聞きしたかったです。
そろばんを極める目的は?そろばんの魅力とは?いろいろ考えさせられる、よい機会になりました。新年度に向けて(第50回検定試験実施に向けて)新たに気を引き締めていかなければと思いました。本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。


東京都

皆さんが、そろばんの魅力について「楽しいから」とおっしゃつていたのが印象的でした。数字には、本来人の心の根っこを動かす「楽しさ」があると感じます。
子供達が、競争のためではなく心から「楽しく」学べるようになるといいなと思いました。そろばんは他者と闘うものではなく、自分の内面を磨く「道」なのかもしれませんね。


千葉県 喜多 吉子

 来月、4月の検定は、IMは50回検定を迎える。
IMの検定は難しいので受けられない。と聞かされますが、実際は、「面倒で今までの指導法が変えられない」「指導法を変えたら生徒が辞めてしまう」等を考えられる方が多いようにお見受けします。よい指導、子供の為になる教授法は、いつまでも何才になっても研究しなければいけないものと感じました。


茨城県 井上 節子

 初めて参加しました。IMそろばんのことも、今日わかりました。問題を見て、楽しいと思いましたし、これからは、このような問題もとっても大事かと思います。
泉先生の、トモエ先生の話も楽しく聞くことができました。まだ読んでいないので、さっそく買って読んでみたいと思います。
今までのそろばん指導では、先細りのような気がします。現状をよく見て、これからの指導を考える時期になっているかもしれませんね。


千葉県 川島 君代

 そろばん指導者、塾経営者にとって、そろばんの魅力とはの問いは、今まで、あえて考えていたことは無かった。改めて考え直すと、集中力がつくとか、判断力がつくとか、勿論、計算力がつくことがあげられるが、個人として説明すると…
そろばんを極めるとは、どういうことかとの講師からの逆質問を受けて考えたことないな…そろばんが楽しいって私も同様です。うまく言葉や文字にできないもどかしさがありますが、生徒が元気に教室に通ってきてくれることが、その答えでしょうか。


茨城県 佐藤 信子

 塾講師をされていた頃から、荒木碩哉先生のご紹介で、有益なお話を伺う機会がありました。またたく間に本を出版されて、今日は著作までのいろいろご苦労した事柄などを語ってくださいました。
考えるそろばん検定問題の文章問題等を勉強はするものの、当時の時代背景や登場人物の会話やからみ具合など盛り込まれている、「お師匠さま整いました!」を読んで、大変身近にある事柄と捉えることができ嬉しかったです。
このような体験を活かしながら生徒達と向き合って行きたいものです。


茨城県 北原美智子

 講師、泉先生、本を出版するまでのいきさつや和算に感心もたれ研究者に教をこうたそうですが、和算は実際に体験しないと会得できないと思います。
また、参加された先生方から、そろばんの魅力を一人ずつ発表されました。どなたも楽しい思い出が残っているとの事、キャッチコピーありがとうございました。
「楽しい事をみつけて!」今年、これに決めました。


東京都 藤本トモエ

泉先生との対談で、上手にそろばんの魅力に触れることが出来たのかと思います。
先生にもっと自由にお話して頂ければよかったかなと思います。
今回、IMそろばん検定50回記念の講演会でしたが、一般の父兄も参加されている中で、検定の受験料、手数料についてのお話はいかがなものかと思う。もっと沢山の父兄がいることも想定されていたのではと思います。


千葉県 菅  幸子

泉ゆたか先生に3年前の荒木先生との出会いからのお話を聞き、和算の先生との出会いだったり、そこから小説を書いて受賞したこと等、偶然の出会いから今日までたどりついていることに感激しました。
塾の勉強では、楽しんでいるのは良くできるごく一部の人、子供たちはなぜ皆がそろばんを楽しんで勉強しているのか、との話題がありました。参加の先生方のお話も聞けましたし、「そう、子供たちはそろばんを楽しんでいる!」と改めて思いました。そろばんは、集団授業の中で自分と向き合い自分と戦ってそして必ず結果を出せる、出来た!と実感できる習い事ではないかと思いました。
考えるそろばん検定試験50回記念おめでとうございます。いつも子供たちは検定試験に合格して大喜びしています。目の前の答えにこだわらず、今学んでいることが10年20年先の結果に繋がるよう、これからも指導出来たらと思います。

【お便りのご紹介】

■昨年の研究集会にて大変お世話になりました角館の佐藤先生より、お便りが届きました
ので、ご紹介させていただきます。ご一読ください。


お世話になっております。
中学校では高校入試を終え、卒業式、そして合格発表と悲喜こもごもの季節となりました。
さて、この度は月報をお送りくださり、誠にありがとうございました。勉強になります。
角館中学校では、90名の生徒が卒業していったのですが,その一人一人にドラマがあります。昨日、餅米を量販店の近くの精米所に行って精米していたら、(81歳の母がまだ現役で加工所を経営していていろんなものを作って販売しております)そこに教え子の46歳シングルマザーとその息子(中学3年生でこれも教え子とその妹)が車でやって来て、母親が缶ジュースなどを購入していました。そのシングルマザーは、保険の外交員で、昨年、私の家に2回ほど遊びに来たのですが、彼女が2回目に来たときに私に言いました。(もう一人の保険の外交員、こちらは彼女より2つくらい上で、この方もシングルマザーで私の教え子で私の学級でした。)
心一先生って、私にとって中学校時代は神だったのです。
え〜〜〜なんで?
私、中2か、中3の頃、学校に行けなくなって、1週間だか2週間くらい学校を休んだんですね。知らなかった。(彼女はD組で私はC組の学級担任、いずれ私の組ではなかったですが数学は担当していました。)それで学校に久しぶりに出て行ったら、心一先生が私の所に来て、放課後数学やるから残っているように、と言ってくれたんです。へえ。
それでそれから4〜5日、毎日、マンツウマンで数学やったんです。おかげでなんとか
なったんです。全く身に覚えがない。
そういう話だったんですね。私は30歳代ですので、血気盛んでしたから、そういうことって当たり前のようにやっていたんですね。そのときに、約束しても来なくてぶん殴った部活の女子もいましたけどね。(体罰ですね。すみません)いずれ、なんとかしなくてはならない、という使命感でしょうねえ。
そして、その母親の子が今年高校入試でした。地域のスポ少にサッカーで頑張った生徒だったんですが学校のサッカー部に所属していなくて、成績も伸びずにどうなるんだろう、と母親は本当に心配していました。
ところが,スポーツ少年団のサッカーでのがんばりと駅伝選手としての成績が地元の角館高校に認められて,推薦入学で合格したんですね。息子は、角館高校に入学できるとは思っていなかったので、合格が決まったときは、家で号泣したとか。そんな息子を見たことがなかった、とfacebookに書いていました。(個人メールで。)私は,その姿を忘れないように、と伝えました。
彼女にしてみれば、本当に息子の進路については良かったと。
昨日は角館交流センターで制服の採寸、母親も息子も喜色満面でした。帰り際に、教え子の息子に語りかけました。
卒業式立派だったね、サッカー頑張るの?(私は卒業式に招待され出席してきたのです。)
はい、最近走っているでしょう?外ノ山のあたりの国道を、分かりますか?頑張って走っています。
じゃあ、高校で頑張ってな。はい。
とてもよい顔をしていました。最後にお母さんに、あなたの息子、あなたと同じで頑張るねえ、、、、、おかげさまで。
清々しい朝の一幕でありました。教え子が頑張る姿、とてもいいです。昨日は日曜日だったので、こんな風景が見られたのだと思います。
何年経っても、教え子のことは気になるし、それが良い方向に行っていたら嬉しい限りです。教職員の職業病ですかね。
それでは、喜多様におかれましても、健康に留意され、これからもご奮闘されることを祈念いたします。
重ねてこの度もありがとうございました。

 佐藤心一  (角館混声合唱団 団長)

●検定試験について

●行事予定

以下の行事が企画されています。
IMそろばん副理事
■ アーリーサマーキャンプin保田
■ 理事会・定例総会
くわしくはこちらから

●事務局だより

検定委員会では、この4月検定がI.M.の50回検定試験に当たります。これは検定試験を実施して8年を経過したことを表します。今後、1教場から前回より一人、二人と受験者数を伸ばし続けて頂ければ会の運営も生徒の学力向上も非常に楽しみになります。
この8年で小学校1年生からI.M.検定を受検し始め、順調に学習する生徒を育てた場合他団体検定の6段から8段を学習して居られると思われる。一般的に生徒が“部活が・・・”と言う段階になってそろばん学習から離れるとしても5段ほどの力を持つとすればI.M.そろばん学習の特徴は生かされる訳です。このそろばんの良さは、学習が始まってすぐ助数詞を活用して指導を受けるので思考力を高めます。
I.M.の先生方はセミナーにて、「決めた時間内で勉強を完全に為すことで学力がつく」ことを受講し、効果的であることご承知ですね。
この度は、生徒へ是非I.M.検定試験の受験を目指して戴く為に、学習塾の指導者より、生徒へ如何に工夫された方法が為されるか、そろばんに対するお考え等をお聞きした次第です。
丁度学期末の忙しい時期で、しかも平日のセミナー時間帯で受講しましたり、急ぎ足になってしまい、心残りでした。申し訳ありませんでした。

喜多 吉子

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